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空き家の適正管理を目的とする条例についてご紹介します!

近年、全国で空き家の数が増加し、問題視されています。
そのような中、各自治体で空き家の適正管理を目的として、さまざまな対策がとられていることを知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、埼玉県越谷市の空き家の適正管理を目的とする条例についてご紹介します。

 

□越谷市空家等対策計画について


近年、人口減少や建物の老朽化、社会情勢の変化などに伴って、空き家の数が全国的に増加しています。
空き家の中には近隣の方や景観に悪影響を及ぼしているものもあり、改善が必要です。

このような状況の中、平成27年5月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」通称空き家特措法が全面施行されました。
この法律を耳にしたことがある方もいるでしょう。
空き家特措法は空き家の所有者は周辺の環境に悪影響を及ぼさないように適正な管理に努めることを規定した法律です。

越谷市でも空き家の問題があったので、平成27年4月に「越谷市空き家等の適正管理に関する条例」が施行されました。
さらに、2019年に地域の実情や課題などを踏まえた「越谷市空家等対策計画」が策定されました。

この計画には3つの方針があります。
1つ目は空き家等の適正管理の促進です。
空き家を所有している方は周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないように、適正に管理しましょう。

2つ目は空き家等の発生の予防、抑制です。
人口減少に伴って今後、さらに空き家の数が増加すると考えられるでしょう。
そこで啓発活動や建築物の良質化をすることで空き家等の発生を予防、抑制できます。

3つ目は空家等の活用、流通の促進です。
幅広い分野の専門家や団体と連携することで、空家等の活用、流通を促進できます。

 

□埼玉県の空き家に関する現状とは


NPO法人、空き家・空き地管理センターによると埼玉県の空家率は10.9%となっており、全国平均よりも3%ほど低くなっています。
各市町村の空き家に対する取り組みの効果が出ていると言えるでしょう。

しかし、空き家率は年々上昇しており、さらなる取り組みが必要です。
空き家の構造内訳としては共同住宅が全体の2/3ほどを占めており、一戸建てが30%ほどです。

 

□まとめ


今回は埼玉県越谷市の空き家の適正管理を目的とする条例について紹介しました。
越谷市では越谷市空き家等の適正管理に関する条例が施行されその後、地域の実情や課題などを踏まえた「越谷市空家等対策計画」が策定されました。
この計画によって問題視されている空き家の適正管理や発生の予防、抑制につながるでしょう。

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