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実家相続ではトラブルが発生する可能性がある?その事例と解決方法をご紹介します!

親の遺産相続は、何かとよく揉めがちですよね。
遺産分割でトラブルがあっても何のメリットにもなりませんし、できれば円満に終わらせたいもの。
そこで、あらかじめ起こりやすいトラブルとその対処法を知っていれば安心です。
今回は、相続の際に知っておきたい前提知識と、相続で起こりうるトラブル・解決方法についてご紹介します。

 

□知っておきたい前提知識


 

*法定相続分


民法では法定相続人とその法定相続分が定められています。
これは被相続人との生前の付き合いに関係なく法定されています。

 

*兄弟が法定相続分以外で相続する


・遺言書
公正証書遺言や自筆証書遺言があるときはそれに従って登記します。
ただし、封をされている自筆証書遺言は、家庭裁判所にて検認手続きが必要です。
勝手に開けてしまうと、5万円以下の過料が課されることもあるので注意しましょう。

・寄与分

被相続人が存命だったとき、特別な貢献をした人に寄与分として相続する財産が増えることがあります。

・特別受益

特別受益とは、生前贈与や遺贈により得た特別な利益のことです。
これがあるときは、一度特別受益を相続財産に持ち戻してから相続分を計算します。

・遺産分割

民法上の法定相続分に関係なく、相続人の全員が同意することで相続の割合を自由に決定できます。

 

□実家相続のトラブル事例と解決方法


実家相続のトラブルの事例とその解決法について説明します。

1.共有名義で相続のちにトラブル発生

実家を共有分割して共有名義にした場合、トラブルになることがあります。
例えば、実家の売却や解体などの土地に関わることは名義人全員の同意がいるため、手続きに時間がかかります。
他にも、二次相続により面識のない人が相続人になることも考えられます。
これらを避けるためには共有分割をしないことが一番の解決策と言えます。

2.実家が空き家として放置

共有財産として相続してしまった場合は、管理が難しく誰も住まずにそのまま放置されてしまうことがあります。
空き家として放置してしまうと、建物が老朽化して倒壊する恐れがあるので、住む予定がない場合は、売却したり取り壊したりするようにしましょう。

 

□まとめ


今回は、相続で知っておきたい前提知識と実家相続のトラブルと解決方法について解説しました。
相続分の決め方にも何種類かあり、いずれ使うことになる可能性もあるので覚えておきましょう。
また、実家の相続で共有名義にした場合、結果として実家の管理が煩雑になり空き家として放置せざるを得なくなってしまうこともあるので、できるだけ共有財産にしないことがおすすめです。
当社では、経験豊富なスタッフとともに空き家の問題のサポートを行っておりますので、空き家のことでお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。

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