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実家を相続する際には手続きが必要?相続の際の手続きや注意点をご紹介します!

将来的にはみんな考えなければならない実家の相続。
「いざ相続してみたら問題だらけだった」なんてことにはなりたくないですよね。
また、「相続の詳しい流れも分からない」と不安を感じている方は多いでしょう。
そこで今回は、相続の手続きとその期限についてと相続するときの注意点についてご紹介します。

 

□相続の際に必要な手続きと期限


実家を相続した際に必要な手続きと期限について説明します。

1.相続人の調査
正確な相続人を把握し、相続を円滑に進めるために調査します。
戸籍謄本で相続人が確認できます。
期限の目安は2か月以内です。

2.不動産の調査
相続の対象となる不動産の地番や家屋番号を調べる必要があります。
これらは、固定資産税納税通知書や登記済権利証書、登記簿謄本から調べられます。
期限の目安は2か月以内です。

3.相続放棄
遺産に借金がある場合や不動産しかなく特定の相続人以外は相続しない場合などは、相続放棄することもできます。
期限は相続が開始された日から3か月以内です。

4.遺産分割協議
遺言書がないときは、相続人全員で話し合って遺産の分割方法を決めることがあります。
遺産分割協議が完了しないと相続税の申告がややこしくなるため、相続税の申告期限前に行っておくのがおすすめです。

5.相続登記
実家を相続した後は登記申請をして、実家の名義を変更する必要があります。
期限は決まっていませんが、できるだけ早く済ませることがおすすめです。
令和6年以降は3年以内の登記が義務化されることにも注意しましょう。

6.相続税の申告
相続財産の評価額が基礎控除を上回る場合は、相続税の申告と納税が必要です。
期限は相続が開始された日から10か月以内です。

 

□実家の相続における注意点


実家の相続で注意すべき点について4つ紹介します。

1つ目は、相続登記を放置しないことです。
登記をしないままでいると所有者が分からなくなるだけでなく、土地や建物を売却・取り壊しする際に、登記が正しく行われていないと手続きが進められなくなります。
相続登記は放置しないようにしましょう。

2つ目は、共有名義にしないことです。
「実家を1人で管理するのは大変だろうから」と、安易に共有名義にするのはおすすめしません。
共有にすると不動産の売却や賃貸しする際に、共有者全員の同意が必要になり一連の手続きが煩雑になるため、共有名義にする場合はきちんと話し合うことをおすすめします。

3つ目は、建物だけを先に壊さないことです。
実家の建物を先に壊してしまうと、土地に課される固定資産税が翌年から6倍程度に膨らむことがあります。
建物の倒壊が危惧される場合以外は、実家の利用方法を考えてから取り壊す方が好ましいでしょう。

 

□まとめ


今回は、実家の相続の手続きと相続の注意点についてご解説しました。
相続の手続きにはいくつかの手順があるので、この手順に沿って進めることで円滑な実家の相続ができます。
また、その相続をする上では安易に共有財産にしないことにも注意しましょう。
当社では、空き家の解体から活用方法のご紹介まで行っておりますので、何か不安な点や疑問点ございましたらお気軽にご相談ください。

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