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空き家の特措法とは?その概要を解説します!

近年、空き家が増えていることが問題となっています。
悪気がなくても、空き家をどのように管理すればいいかわからなくてそのままになってしまっているという人もいるでしょう。
空き家のままにしておくとさらに面倒なことになってしまうことがあります。
今回は、空き家の定義と、空家等対策特別措置法について解説します。

 

□空き家の定義


空き家というのは、人が居住したりその他の用途で使用がされていないことが常となっている建物を指します。
具体的な判断の基準としては、1年間通して人の出入りがどのくらいあったか、水道や電気、ガスの使用状況などです。
空き家だとしても、建物の所有者の許可なしに入ることは不法侵入となります。

しかし、空家等対策特別措置法によって、管理が行き届いていない空き家に関しては、自治体が敷地に入って調べたり、所有者について確認するために、個人情報を利用できるようになりました。

 

□空家等対策特別措置法とは


空家等対策特別措置法は、2015年の2月から施行された法律であり、放置された空き家によって景観が損なわれたり、衛生面や防犯面における問題が起こる可能性を鑑みて施行されました。
この特別措置法が施行されるまでは、各自治体や市町村が独自に条例を定めて空き家対策をしていました。
しかし、条例では法的効力がないことから、状況はあまり改善されていませんでした。

空家対策等特別措置法の施行によって、管理の行き届いていない空き家を自治体が調査できるようになったり、問題のある空き家を特定空家として所有者に管理を頼めるようになりました。

特定空家とは立ち入り調査によって、保安上危険性があるものや、衛生上有害となるもの、著しく景観を損なっているものと判断された空き家のことです。

所有している空き家が特定空家に指定されて、空き家の管理に関する指導を受けたにもかかわらず、状況が改善されない場合には、固定資産税の特例が解除される可能性があります。
空き家をどうすればいいかわからない時には、修繕して再度移住するか、売却する選択肢を取ると良いでしょう。

 

□まとめ


今回は、空き家の定義と、空家等対策特別措置法について解説しました。
空き家は放置することによるリスクが高くなっているので、正しく管理しましょう。
誰も住んでいない分、日頃からメンテナンスが必要となります。
空き家の管理に関してご不明点ございましたら、お気軽に当社までお問合せください。

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