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古民家再生リフォームで受けられる補助金とは?

古民家をリフォームしたいが、費用が不安で踏み切れていないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、古民家の価値を再発見し、現代の生活に合わせたリノベーションに興味を持つ方々が、快適で安全な住空間を実現するために利用できる経済的支援について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□古民家再生リフォームで受けられる補助金


古民家の魅力はその歴史と風情にありますが、現代の生活スタイルに適応させるためには、リフォームが必要不可欠です。
特にバリアフリー化は、高齢者の方や障がいのある方がいるご家庭にとって、安全かつ快適な住環境を実現する上で重要な要素です。

1:国の補助金情報

高齢者住宅改修費用助成制度を利用すると、バリアフリーリフォームに対して国から補助金が支給されます。
この制度は、介護保険制度の一環として設けられており、工事費用の9割、上限20万円までの支援が受けられます。
利用条件は以下の通りです。

・要支援または要介護1~5に認定されていること
・リフォームする住宅が保険証の住所と同一であること
・対象となる本人が実際にその住宅に居住していること

2:対象となる改修工事の例

バリアフリーリフォームの具体的な内容は、地域によって異なるものの、以下のような工事が対象となります。

・出入口の拡張
・手すりの設置
・畳からフローリングへの変更
・洋式トイレへの変更
・トイレの床面積の拡張
・段差の解消

3:自治体による補助制度の活用

高齢者住宅改修費用助成制度以外にも、各自治体が独自に提供する介護助成金制度が存在します。
国の制度の条件に合わない場合でも、自治体による補助を受けられる可能性があるため、一度地元の自治体に確認することをお勧めします。

 

□古民家の耐震リフォームに使える補助金


古民家の魅力を守りつつ、安全性を高めるためには、耐震リフォームが欠かせません。
特に、1981年6月1日以前に建てられた旧耐震基準の建物は、新しい耐震基準に適合していないため、耐震リフォームが強く推奨されます。

1:自治体の補助事業

多くの自治体では、住宅の耐震性向上を支援するために補助金や助成金制度を設けています。
例えば、静岡県静岡市では「木造住宅耐震事業」を実施しており、旧耐震基準の木造住宅の補強計画や補強工事にかかる費用を最大115万円まで補助します。

2:耐震リフォームの重要性

旧耐震基準で建てられた古民家は、大きな地震に対する耐震性に不安が残ります。
耐震リフォームを行うことで、ご家族の安全を守るとともに、古民家の長期的な保存にも貢献できます。
対象となる自治体の補助事業については、必ず自治体に確認してください。

 

□まとめ


古民家再生におけるリフォームは、古民家の良さを守りながら、現代の快適な生活空間を実現するための重要なステップです。
バリアフリーリフォームや耐震リフォームに対する補助金制度を活用することで、経済的な負担を軽減し、古民家再生を実現できます。
高齢者住宅改修費用助成制度や自治体の耐震リフォーム補助金など、利用可能な補助金の情報をしっかりと把握しておきましょう。

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